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読みを言葉に

図書館へ通い続ける語彙力無子の日記

百瀬、こっちを向いては儚いラブストーリー


「百瀬、こっちを向いて」
著者:中田永一

百瀬、こっちを向いて。 (祥伝社文庫)

百瀬、こっちを向いて。 (祥伝社文庫)

 

 珍しく恋愛ものだと分かっておりながら読みました。

~あらすじ~
主人公の相原は、どこにでもあるクラスの「冴えないグループ」の人間の一人だった。
反して、幼馴染の宮崎は同じ高校の先輩で、学校の人気者。そして校内で同じく人気のマドンナ神林と付き合っていた。
ところが、帰り道に相原が見かけた宮崎は別の女性を連れている。それが、浮気相手であり同じ高校で相原の隣のクラスの女子、百瀬だった。
宮崎から神林を欺く為に、百瀬と付き合ったふりをしてほしいと頼まれ、そこから儚くも苦しい恋が始まる。


最初は宮崎の浮気と欺く為に平気で後輩を利用できる神経にただイライラした。
けれども、それ以上に上辺で動く二人の女性がね・・・。お互いに何も素知らぬ顔しているけれども、そんな訳ない。
女子は思っている以上に、考えているのだと諭された気がした。(自分も女)

作者は中田永一さんと書かれているが、別名は「乙一」さんともいう。
全然違う作風で書かれているけれども、書き方とか雰囲気は変わらない。どちらも私は好きです。

最後の回想もそうだけど、後味悪く終わらない所がまた良かった。
是非、映画の主題歌でもあった「こっちを向いてよ」を聴きながら読んで欲しい一冊です。

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